1995年10月11日
行き先駅名省略の謎
京急には、ちょっと面白い行き先駅名表示がある。
「金沢文庫」ゆきを示す方向幕には「文 庫」、
「神奈川新町」ゆきを示す方向幕には「新 町」
と表示されるのである。 「京急川崎」が「川 崎」と表示されるのはまだ理解できるが。その外に「金沢八景」が「八 景」
というのもあるようだ。 ホームの案内板にはちゃんと正式駅名が出ているのにである。
わたしは始めて京急を利用した時、面食らってしまった。
この点について述べられている文章を今までに見たことがないが、
これは単に私の勉強不足なのか、
それとも、沿線の利用者にとっては当たり前なのか。
そういえば、女子高生が「文庫の駅の改札でさぁ」
などと話しているのを耳にしたことがあるから、
やはり この省略はもはや、
沿線利用者には当たり前なのだろう。
思うに、これは誤乗車防止の一策なのだろう。 長い駅名をごちゃごちゃと 狭い枠内に書くより、 単純化された判りやすさを 選んだ京急一流の合理精神のように思える。
ルトランカードの裏面に印字される駅名もまた、
異なっている。
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