1995年11月01日
港町の急カーヴ
大師線にはとんでもない急カーヴがある。
写真で見るとおり逆S字を描いているがここを
電車は徐行で走る(20キロくらいか?)。
道路が線路を跨いでいるが、
この橋のスパンが短すぎて電車を速く走らせるためのカント
(線路をカーヴで内側に傾けること)を充分に
とれないのではないかと想像する。
この大師線は、京急発祥の地。
川崎大師参詣の足として開業したが、 人力車組合の反対で、官設鉄道川崎駅に接続出来ず、
止むを得ず「六郷橋」を起点としたという。
とすればまさに発祥の地は、 この逆S字カーヴの向こう側と言うことになろうか。
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