1996年02月25日
生麦の変

快速特急120キロ運転を行う準備が着々と進められていくなか、
その1年前に生麦駅の待避設備が完成した。
待避設備の完成によって夕方ラッシュ時の各駅停車を
生麦で待避させることによって、後続の快速特急、
特急のスピードが大幅に向上した。
その際、ポイントに用いられたのが
ノーズ可動式のものであった。普通のポイントでは
手前の箇所は固定されていて、大きな隙間が空いている。
この部分を動くようにしたポイントが
「ノーズ可動式ポイント」である。
ポイントを渡る時にも「ガタン」という衝撃が
車体に伝わらない。新幹線にも採用されている。
1年間、その状態を見た上で本格使用となったわけだ。
また、待避設備ができたのはいいが、 ちょっと困ったことになった。 下り線を振り分けたのであるから この下り線に島式のホームを作るべきであるのに、 下り線は相対式、島式ホームは上り線と 下り待避線との共用となった。これによって、 下りの列車は時間帯によって ホームが異なるという事態となった。
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