1996年04月06日
600形(4次車)
600形の第4次車は4両編成があり、この編成には650番台が与えられた。1次~3次車はディテイルの細かい違いはあるものの基本的には同じ。8両編成は608編成。
4両編成の650番台は通勤快速特急や快速特急の増結用、2編成繋いで特急や急行、3編成繋いで快速特急、特急などに使用されている。1編成のままでは使用されているのはまだ見かけていない。が、逗子線で普通車に4両編成のまま使われたことがあるという。現在では、羽田空港発横浜横須賀方面行きや本線普通車にも4両編成単独で使用されている。
京急自慢の「ツィングルシート」は調子が悪く、敬遠されたようだ。終点での切替えで、椅子が引込まなかったりということが続出したらしい。
608編成には 試験的に転換クロスシートが導入された。
外から見た限りでは、もとツィングルシートのあった位置には二人掛の席が配置されている。この席の裏側には、補助席がついていると思われる。
が、しかし、もう一つの側から見てみると、前記同様の二人掛の席ながら、こちらのほうはツィングルシートらしい。まだ、試行錯誤の段階ということであろうか。
もとツィングルシートのあった位置には二人掛の席が配置されている。
この席は思いのほか足元が広く、向かい合わせの席よりも快適だった。
足元は2000形よりもひろい。
方向幕には「文 庫」ではなく「金沢文庫」これは初物であった。
パンタグラフは4両編成のうちの品川よりから2両目に、二つ。片支え(シングルアーム)タイプのものになった。
片支えパンタグラフ。
台車は川崎重工製
試運転情報をもとに金沢文庫-金沢八景間の東急車輌の前に粘っていたら、
上り副本線をやってきて、丁度私の頑張っている所で、まるで「撮影をどうぞ」
といわんばかりに停車。試運転列車は653+654の2編成を連結したものだった。
道路を挟んで向い側の東急車輌の人と声をかわしていた。
本線の上り列車をこの位置でやり過ごし、再び発車していった。
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(1996-4-06)- (1997-11-02)
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