1995年12月20日
きっぷ
地下鐵路:遊客紀念票(Tourist Souvenir Ticket)
香港を訪れた時丁度「アジア太平洋ウィンドサーフィン大会(?)」が開かれていて、地下鉄のツーリストきっぷはそれを記念したものが発売されていた。
この地下鉄のツーリストチケットは売価25香港ドル。20ドル分の乗車ができ、乗るたびにその区間の運賃が引き落とされるが、最後の1回だけは、残額にかかわらずどれだけ長い距離を乗ってもよい、というおもしろい仕組みになっている。
地下鐵路:遊客紀念票の裏面
地下鐵路:遊客紀念票の外袋
九廣鐵路:子供、老人用きっぷ
地下鐵路、九廣鐵路は自動售票機(自動券売機)できっぷを買うとテレホンカードの
ような磁気式カードが出てくる。カードの面には行き先など何も
表記されていないが、買った本人は行き先はもちろん判っているので
必要ないということか。改札は総て自動なので回収して使い回しが効く
という利点がある。この切符は子供、老人用で、普通のものは右上の
老人と子供の顔の絵がないだけのものになる。
回数券も同様のタイプで、各駅にはこの
切符の残額がいくら残っているかを確かめる機械がある。
落ちている切符をひろい集めてこの機械で残額をチェックしているおっさんもいた。
輕便鐵路:きっぷ 表(上)裏(下)
輕便鐵路は自動售票機(自動券売機)できっぷを買うと日本のバスの整理券の
ような紙が出てくる。「成人A」 は大人子供の区別。
子供の場合には「小童C」と記される。その下は発売時刻。
その右は発売日。真ん中の「3->1」はどのゾーンから
どのゾーンに行く切符であるかを示す。同じゾーン内の場合
であれは矢印の両側は同じ数字になる。
右上の100Bなどの表示は、輕鐵指南(これは客務中心で配布している)
では「車票密碼」と
説明されていて、この記号で発売した站とそのホームまで特定できる
ようになっている。だから、乗車する時には乗る電車と
同じホームできっぷを買わなければならない。
その下のkcrcは「九廣鐵路公司」の略。
輕便鐵路は九廣鐵路公司の運営である。
裏面には折り返し乗車はできない事、検札があった場合には
速やかに乗車券を提示して欲しい事が記されている。
このエントリーのトラックバックURL:
http://saiquet.sakura.ne.jp/8869/mt-tkereb.cgi/175