2004年01月05日
言葉の語源
今週は「ことばのちから」いま、民放も大々的にキャンペーンやってます。 今週のテキストは「日本人なら知っておきたい日本語」
さて、水に手をつけるとどう感じます?→冷たい・つめたい=爪、痛い
日本語って感覚的ですね。感動しちゃうんですよ大声を上げて、武田の声はうるさい。
うるさいって?
平安時代の大スキャンダル。時は醍醐天皇の御代。
右大臣(菅原道真)は流刑、左大臣(藤原時平)は死。右流左死=「うるさし」
なんと、現在のギャルの(なんちゃって日本語)短縮語のつくりかたって千年も変わってないのね。
鴨南蛮=ネギと鴨肉の入ったうどんやそば。この南蛮って何。南蛮=難波。難波は田舎でネギしかできない。南蛮は大阪の野菜市場の隠語。ネギのこと。 料理名に野菜の産地まで入っていた。
くだらない=上方(近畿圏)でよいモノとされれば、全国に「下って」いた。よくなければ 「下らない」。江戸時代の地方分業の有り様をよく反映している。
とちる=失敗して栃の実のように目をひらく=栃目く
おじゃん=火事の時の半鐘の音。「ジャンジャン」=鎮火したときの合図=丸焼け
などなど。とにかく面白い語源の宝庫を次々と披露。
だます=一流の詐欺師に?
しかと=花札の鹿とは?
どさまわり=佐渡島との関係は?
さぼる=サボタージュsabotage、フランス語なんですね。
2004-01-05~09放送
Source
日本人なら知っておきたい日本語
井口 樹生 (著)
内容「MARC」データベースより
色めき立つ、皮肉、現なま…。知っているつもりで知らなかった身近な339の言葉の隠された語源と日本人の心を解説。ごま書房1988年刊「知ってるようで知らない日本語 4,5」をベースに抜粋・再構成・再編成したもの。
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