2007年08月08日
ラクテンチケーブル線 再び
前々から謎だった、どうしても撮りたいアングルがあって、再びラクテンチのケーブル乗り場を訪れた。大昔、市報に載ったラクテンチケーブルカーの写真なんだけど、どこからどうやって撮ったか謎のままなのだ。
再びラクテンチへ行ってみる。こうして見上げると急斜面にレールがへばりついて垂直に切り立っているように見える。全線を一目で見通せる「私鉄」はここくらいなもんだろう。レールの両側は立木が伐採されていて保守をしやすくしている様子がよくわかる。
どうしても撮りたいアングルがあるんだけど、どうやってたどり着くのかよくわからなかった。ラクテンチ横手の老舗旅館に向かう道へ行ってみる。旅館の敷地内にはなんと人工の滝がある。巨石の上から水が流れ落ちている。
あったあった。これだ。まるで近代産業遺跡の趣がある。ケーブルカーの勾配を一定に保つために、駅付近の窪地をアーチ橋で跨いでいる。写真ではわかりにくいが、この付近はかなりの傾斜だ。立って撮影するのもちょっと苦労だ。
ほぼ同じ位置から駅の方を見てみる。かなり急な鶏舎の階段式ホームと車両だ。
アーチの反対側に出てみる。こちらは狭くてこの程度のアングルしか撮れない。
レールに近づいてみる。レールの真ん中にケーブルが通っている。油でぎとぎとだ。思ってた以上にかなり太い。
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