1994年05月25日

800形

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 京急創立80周年に作成された車両。 700形の流れを汲む4つ扉で登場。 登場時には空港線を3両編成で5分おきに走っていた。 デザインでは、窓周りの大きな白帯の初登場。 ローレル賞を獲得。 500形より始まった正面2枚窓の伝統を 現代に生かしたデザインと評価できる。 現在132両在籍。

新町車庫の800 初期塗装前

新町車庫の800

写真撮影:新町車庫

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2000形が登場してからは、窓回りの白帯はクロスシート車を表すものとし、 800形の側面の塗装が旧来のものに改められた。 昨年度は21両の更新工事をおこない、3両編成を二つつないですべての 編成を6両編成にした。
 601-602編成では試験的に窓ガラスに熱線反射シールを張っている。
 現在の運用では各駅停車と逗子線急行に使われている。夕方の逗子線急行は 川崎まで運転されており、花月園競輪開催日には、急行が花月園前に臨時停車するが、 花月園前駅のホームが66両分しかない事から、600形編成を投入せずに、800形がはいる事がある。
 また、普通車運用時には、梅屋敷駅はホームが4両分しかないために、 蒲田より2両の扉のみ締め切ってその他の扉を開く装置もある。

プロトタイプの模型 製造前の模型では、窓の仕切りが右によっている。このアイデアがのちの600形でかたちになる。

(1999-03-02 更新)

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