1995年12月24日
トライアングル
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站..月台より麒麟(Kei Lun)方を望む
輕便鐵路は本線の分岐部分はほとんどトライアングルになっている。特にトライアングル部分が總站になっている兆康(Siu Hong)は大きな規模である。
三角になっている真ん中の部分に服務中心(Service Center)があるおおきな月台(Platform)になっている。
この写真では服務中心の建物は右手にみえる。
左遠方には景峰(Prime View)を経由して市中心(Town Center)に達する
線が高架で左に曲がっている。
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)付近路線図
こんなに密度の高いトラムを敷くとは..
站間隔がまだ長いので、これからの発展を見越してのことだろう。
地図には「兆康站」という大きな駅が書いてあるが、これが「西鐵」の兆康である。輕便鐵路とともにバスターミナルも併設されている。新界の中でも巨大なターミナルとなっているようだ。
輕便鐵路:兆康總站配線図
三角形の月台は、かつての西鉄北九州線の幸町を思い起こさせる。私はこのときちょうど頭痛で(旅行に行くとなぜか時々頭痛になってしまう)この隣接した兆康商場の薬屋で頭痛薬を買った。
兆康のトライアングルの南側で複線になったとたんに、市中心方面線の高架が分岐する。ここだけは複々線で作っても良かったのではなかろうか?
輕便鐵路:兆康總站配線図
市中心方面の高架が高くなった位置で、再びトライアングルが現れる。
輕便鐵路:兆康總站配線図
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站三角のホームより
左の列車は元朗(Yuen Long)行き、右手奥は兆康始発の三聖(Sam Shing)行き505系統
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站
輕便鐵路:兆康(Siu Hong)總站 構内案内図
工業學院(Technical Institute)から、鳴琴(Ming Kum)方面を望む
建安(Kin On)方面に分岐する線が特徴的。
一旦側線に入ってからクロスする。列車が続行している時、
対面列車が接近している場合などに、分岐する列車がこの
側線部分に入る事で後続列車が影響を受けないようにするためだろう。
輕便鐵路:工業學院からの分岐
工業學院から健安へ分岐する列車は鳴琴路と杯渡路のT字路を通るため道路交通信号に従うことになる。右折するために一旦停止する列車が、後続に影響を及ぼさないためにもこの構造は有効である。
健安からの線は、鳴琴方面に向かっては3線区間をかたちづくる。
鳴琴(Ming Kum)から工業學院(Technical Institute)方面を望む
建安(Kin On)方面に分岐する線がやはり一旦側線になっている。
左の道路(鳴琴路)を横断して、杯渡路(Pui To Road)上を併用軌道で
進行するため、信号待ちが生じる。ために後続列車に影響を与え
ないため左折線にも側線を設けてあるのだろう。
鳴琴付近路線図
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