1997年08月31日
大師線連続立体交差事業
川崎-小島新田間の大師線は将来計画ではその大部分が
地下化されることになっている。しかも京急にとって恐らく
不本意なことは本線から切り離されることだろう。
計画図によると小島新田-川崎大師間は現在の軌道下へ、
川崎大師-港町付近は国道409号線の下を走ることになる。
港町から川崎競馬場の下を抜けて新駅を経てJR川崎駅前に
京急本線と直交して駅が新設されることになる。
そして、川崎縦貫鉄道(?)との相互乗り入れとなるが、
これが1067m/mの軌間が見込まれているため、
大師線は地下化とともに改軌される見込み。
であったが、川崎縦貫鉄道の建設が事実上頓挫したため、改軌されないようだ。
かつては、小島新田-羽田空港間の延長により
横浜方面からの羽田空港アクセスの便を図る計画も
持ち上がったことがあったが、
横浜港沖の浅瀬に横浜空港を建設する案が浮上したせいか、
流れてしまった。
京急が将来計画でもあまり大師線のことを
言いたがらないのはそういうせいかもしれない。
東急のような政治力があればと思う。
もし、本線からの直通が実現することになると、
箱根登山鉄道のような本格的な3レール常用の
旅客区間が誕生することになるのだが...
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