2003年02月03日

詩の力

「君死にたもうことなかれ」与謝野晶子の有名な反戦詩。発表されたのは日露戦争当時、大阪の新聞。なんと明治政府は大阪の新聞が反戦詩を掲載することを許容した。それはなぜなのか。明治政府はなにを狙っていたのか?詩の力は強力で人々の心を強く揺さぶる。

2002年にはCDのミリオンセラーがなかった。つまり誰も知っているようなかつてあったような歌がでていない。これって人々が強い力を持っている歌が出てくるのを待っているのではないか。現在のラップ音楽をやってる人たちにこの水準の高さが伴ってくるのを期待している。このラップは「新すい..」TVで武田さん自身がやっていた。

この週は、武田さんは詩を詠いまくる。ミュージシャンの魂が詩の朗読を通じてビンビン響いた週であったことよ。「生きていることの懐かしさにふと胸が熱くなる」 そんな週だった。

(2003/02/03~07 放送)

Source

cover ふと口ずさみたくなる日本の名詩 郷原 宏 (著)

Amazonの「MARC」データベースより
あなたの座右の詩、誰かに読んであげたい詩をさがしてみませんか? 日本人としてこれだけは覚えておきたい、心洗われる美しい詩、一生の友となる詩など、語感を磨き、日本語を豊かにするとびきりの詩55篇を収録。

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