2003年03月24日

「いいこと」が次々起こる心の魔法

喜多郎のシルクロードを聞きながら、この本を開くと「死のことをここで討論するのはやめませんか。死は別の次元の問題です。」なんか解らんけど、ぱっと気持ちが楽になった。「あなたがここに来たのは、あそこで間違ったからです。」天国と地獄は全く同じ世界。ただ一つ違うのは長ーいスプーンを食事の時に使う。その使い方が天国と地獄を分けている。地獄は長いスプーンでスープを飲もうとするが柄が長すぎて、人の物を盗もうとして大混乱。天国では、長いスプーンでお互いに飲ませあっている。自分の運命の理解一つで全く同じ事が天国にも地獄にもなる。

「大きい岩にしがみついたまま落ちることを選んでませんか?」日本ってあるのか?私達をまとめるのは県名ぐらいが精一杯ではないか。地方の話には誇りがあるが、日本としてまとめるとそこがない。

ゆだねる。心が動くことに引っ張り回されるのはよした方がいいのでは。自分を好きな自分を作ることに力を尽くしなさい。他人に納得させる必要はないのです。あなたはあなたを信じればそれは十分な証明です。今できることをつくしなさい。自分のことを好きになる努力を日々しないと。自分のことがいとおしくなる瞬間が続けばそれが世界を変えることになるよ。

世界は見えない物で動いている。「見えないもの」が科学を発展させた。たとえば磁力・電気。あなたはコップにすくったいっぱいの海の水です。海に戻すと海と同じ力を発揮できる。自分が海と同じである自覚すれば広大な力をもてる。

魔法の力に頼っちゃだめよ。日本はちょっと不況が長引いて「ファンタジー」に逃げ込む悪い性癖が出てきている。「ファンタジー」の映画を鵜呑みにしてアレにあこがれるとエラい目に遭うよ。宮崎映画でも東西のあらゆる童話でもファンタジーを信じてついて行くとえらい目に遭うと言うことを何度も言っている。千と千尋はすごい、あれは一歩間違えると千尋は死ぬところだったんだ。ちゃんと手順を踏まないと魔法の力は起きない。そして魔法の力とは「こつこつなにかをやりつづける」ということ。

あなたの望みや夢を他人に語ってはいけません。理由は、語ることによって、その他人の影響を受けてしまうからです。夢は実行するまで話してはだめ。暗いところでゆっくり育てる方がいいみたい。人に自分のとっておきの夢を語る人はその夢を叶えることはない。自分の中である一定の温度になるまで暖めなさい。

世間にはどうも、他者を変形させることによってそのエネルギーを奪おうとする、ある意味での「夢泥棒」がいるようだ。こういう人たちは必ず同じ事を言う。自分が目指さずに他人の目指すべきところを指さして教えている人。こういう人たちを信用してはいけません。こういう人たちは、あなたの力だけでどうしようもないことだけをまず話題にします。「ここにないものはどこにもない」「ここにあるものはどこにでもある」ファンタジーは「ここにないもの」に憧れを抱かせようとする。「ここにないもの」からは何も始まらない。

「欲望を捨てた人間は偽善者になります。」「批判や愚痴は余白部分を埋めてしまいます。余白はあなたを見栄え良くします。」

(2003/03/24~28 放送)

Source

cover 「いいこと」が次々起こる心の魔法
この“奇跡の力”が自分のものになる!

ウエイン・W. ダイアー (著),渡部 昇一 (翻訳)

Amazonの「MARC」データベースより
どうすれば「自分のための人生」を手にできるか。「運命を操る力」が身につくか。その方法を科学的かつ具体的に示す。好運は偶然ではない、「必然」である!

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://saiquet.sakura.ne.jp/8869/mt-tkereb.cgi/116