2003年05月05日
芸人の感が基地ネタはNG
グローブのケイコの魅力の背景は?
臼杵・玉城・宜野座・名護・伊江島
3月下旬からの旅日記。ゴマキの恋人役から、松坂慶子さんの亭主役まで。 臼杵に旅。グローブのケイコさんの出身地。臼杵川の岸辺に菜の花縁取る。鴫、川鵜たちがいっぱい。川の縁にはレンゲ筑紫がずらっと並ぶ。ここは「早春賦」の作曲者の出身地。早朝散歩すると、通学中の中学生達がみんな「おはようございます」と挨拶。いい習慣ですね。
臼杵の大仏にとどまらず、臼杵の町々には至る所に平安・鎌倉の石仏がある。 臼杵はこの磨崖仏、仏さん見てると、ここはシルクロードの終着だなぁと感じてしまう。目的地についてほっとしたような顔をしている。 小室さんはもしかしたらケイコさんのふるさとに惚れたんじゃないかと。 磨崖仏の仏師は大陸から来た人もいたみたい。 53にもなってくるとお願いすることがなくて、大日如来にお願い「適当なヒット」「適当な人気」「適当な休み」...全部適当が入っちゃったんですねぇ。大日如来の前で自分を見つめ直してしまった。
沖縄。3月の下旬はすっかり温かくなっている。玉城。人口1万。野外コンサート。丘の上にある「グスクロード」という食堂。もう、子供の頃に通ってた「食堂」を思い出してください。入り口からはいると裏の戸から温かい風がさーっと入ってくる。つけっぱなしのテレビからは高校野球。働き疲れたハイサイおじさんがオリオンビールを飲みながらぐたーっとしている。 そこで働いているお嬢さん。安室奈美恵さんにそっくり。都会へ出たけど事情があって戻ってきたみたいな感じ。サービスで出された天ぷら。「アーサー」の天ぷら。これがおいしかったなぁ。 沖縄のサザエには角がない。波静かな珊瑚礁にいるから角出してがんばる必要がないそうで。
これは芸人の直感。しゃべりのネタで当たったのは「桜の話し」栃木や群馬で見たさくらはとっても喜んでもらえる。あと「寒さ・雪の話し」これで大盛り上がり。調子に乗って「沖縄戦」の話しすると、会場が「スッ」と退く。それはなぜだか解りません。あ、これ以上反戦とか基地の話しを舞台でしてはいけないなという直感をもちました。沖縄は日差しが強いだけに影もまた深いようで、本土のマスコミで語られているような情報でひとくくりに旅人が語ってはいけないなと。
宜野座。なんと宜野座高校が甲子園出場。この試合とコンサートがぶつかった場合誰もこないと宣言された。幸い2日ずれて。楽屋が小学校の校長室。3月の下旬の気持ちいい風が吹き込んで、気持ちよかった。 コンサートの後公民館の裏の広場で「夜会」サザエの壺焼き、ゴーヤチャンプル、そうめんチャンプル、豆腐チャンプルまーーあ、おいしいおいしい。カチャーシーで村役場のお嬢さん達が全員踊る。誰かが三線(さんしん)を弾くとみんな踊る。
名護でも「夜会」サザエの壺焼き、ゴーヤチャンプル、そうめんチャンプル、豆腐チャンプル.....まあ食べた食べた。 伊江島。白百合100万本!真っ白。米海兵隊と一緒にフェリー。彼等も笑っている。がたいはいいけど顔は高校生。
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