2003年09月08日

来ないB'zより 来る海援隊

黄色いハンカチと夕張メロン

夕張市・由仁町・帯広市・本別町

豊富町 から40号線を南下。9時に出てお昼頃にも、牧草地と牛の大群ばかり。原野の真ん中のプリンスホテル-なんちゃってプリンスホテル(例の花びらが真っ黒) 途中の宿。2年前に泊まった比布(ピップ)町。「 比布の宿

北海道って1時間歩いても何にも風景変わらない。散歩も1本道を歩いて帰ってくるだけ。北海道出身の歌手は独特の歌。彼らには演歌のパターンが当てはまらないんだ。

夕張の映画のロケ地へ。黄色いハンカチがちゃんとある 。炭住を立て直して観光地化してる。おみやげは一つ。出演者のサイン入り黄色いハンカチ。

夕張メロンの種はお役所の金庫の中にしまってある。絶対によそに出さない。味は徹底的にチェックしてある。メロンを二つ割りにしてどこにスプーンを入れても綿菓子をすくう力加減ですくえないと「夕張メロン」ではない。仏壇に上げるのだけは辞めてくれ。すさまじい努力がある。

由仁町 は札幌近郊 近郊農業で豊か。地元の人は地元のイチゴがどこが美味しいかちゃんと知ってる。田舎の人って本当に一番良いものを食べてる。

豊富と由仁では違う国に来たみたい。由仁は知ってる北海道。ホントの北海道は豊富だよ。

帯広市。 日勝峠 に「熊出ます」と書いてある。広大な峠道。1,000メータの峠越え。「冬ガソリンがここで切れて助ける人がいなければここで死ぬな」..という風景に殺気がある。 駅前のナガサキヤで本を買った。佐藤愛子「私の遺言」、エリザベス・キューブラー・ロス「人生は廻る輪のように」2冊とも死と死後にまつわる本。 帯広でB'zのコンサートに出会う。

突然 高速道路が現れる 。足寄に行くための道路。行き交う車が全くない。 本別町  日本で一番日照時間の長い町。春夏の農業が元気。アイルランドやイギリスの田舎を歩いているような感じ。ミレーの「晩鐘」「落ち穂拾い」のような光景。 コンサートでは「来ないB'zより 来る海援隊」と言ってウける。

道東高速道路 、ちょっと変則。40キロ走ってすれ違った車は9台。料金所のおじさんは料金受け取って握って放さない感じ。あのおじさんはオレンジの箱から上半身を乗り出して迎えてくれる。

(2003/09/08~12 放送)

Source

cover 私の遺言 (文庫)
佐藤 愛子

内容(「BOOK」データベースより)
北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。

cover 人生は廻る輪のように (文庫)
エリザベス キューブラー・ロス

内容(「BOOK」データベースより)
世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の自伝。スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、ナチス強制収容所で出会った蝶の壁画の謎、医師への道、結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学への取り組み、夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセンターの設立、放火によるすべての焼失…。魂の名医が綴った、愛と死と生の秘密。ページをめくるごとに、希望と感動が溢れてくる一冊。

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