2003年09月22日

人生は廻る輪のように (その1)

謎の蝶

北海道 本別でコンサート。佐藤姓が多い。津軽から来た人が入植。 2冊どっちから読もうかな。 帯広のホテルで読んで、これが気味が悪い。 まずは佐藤さんの「遺言」の方から読むと、これが恐かった!! あわてて閉じた。 霊の話。笑われても良いから書く。北海道に別荘を建てたところから。その家で起きる悪霊との戦い。
これは佐藤さんがそう書いていると言うことだけ考えましょう。
守護霊:聖霊:老賢人:上位自己
霊能者の呼方、宗教の呼び方、同じモノをいろいろな呼び方をする。 武田さん、この佐藤さんの「遺言」にすごく興味を持ってひかれながらも扱いにすごく戸惑わされている様子が窺えます。その原因はやはり使われている「用語」にあるようです。

そこで、本を変えて
エリザベス・キューブラー・ロスの方がわかりやすい。語り口が先入観なしに読める。

ターミナルケア


死は敗北ではない。死を憎まず死を完成させる。安楽死、尊厳死を訴え続けた人。死は完成させるモノという考えを医学界に持ち込んだもの。
「死ぬ瞬間」がベストセラーとなる。 明日死ぬ人にどんな気持ちかとインタビューする。 死んでいく人にインタビューするのが流行する。 一回死んで戻ってきた人、臨死体験。にインタビュー その結果、医学界から追放される。2003年現在まだ生きていらっしゃる。

ロスはどんな人生を過ごしたのか、その幼少は、彼女の人生はどんなものなのか
平和義勇軍から手紙をもらって動乱のポーランドに出かける。そこで彼女の一生を解くキーワードになる風景を見る。強制収容所を今のうちに見学すべきだ。貨車いっぱいの***。ガス室の前を見学。まだ死臭が残っていた。強烈な謎。ユダヤ人が並べられた壁いっぱいに爪でかかれた蝶々の絵。何千も描かれている。なぜ死にゆく人は蝶々の絵を描くのか。蝶の謎を一生をかけてとくと誓う。

(2003/09/22~26 放送)

Source

cover 私の遺言 (文庫)
佐藤 愛子

内容(「BOOK」データベースより)
北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。

死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話
エリザベス・キューブラー・ロス (著), 川口 正吉 (翻訳)

出版社絶版のようですが、アマゾンからはユーズド品として入手可能のようです。

cover 死ぬ瞬間―死とその過程について (文庫)
エリザベス キューブラー・ロス

Amazonの「BOOK」データベースより
死とは、長い過程であって特定の瞬間ではない―人生の最終段階と、それにともなう不安・恐怖・希望…二百人への直接面接取材で得た“死に至る”人間の心の動きを研究した画期的な書。

cover 人生は廻る輪のように (文庫)
エリザベス キューブラー・ロス

内容(「BOOK」データベースより)
世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、生涯を通じて「生と死」の考察に深いまなざしを注ぐ精神科医キューブラー・ロスによる、最初で最後の自伝。スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、ナチス強制収容所で出会った蝶の壁画の謎、医師への道、結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学への取り組み、夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、ヒーリングセンターの設立、放火によるすべての焼失…。魂の名医が綴った、愛と死と生の秘密。ページをめくるごとに、希望と感動が溢れてくる一冊。

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