2003年10月06日

オータムハズカム

事件が起きるたびにノートに書いていた。
時事ネタが下手なので、即答でうまいコメント言えない。即答すると誰かの悪口になってしまう。

8月の事件。王監督侮辱事件。あの番組のディレクターに腹が立った。 TVもなんか、一家を楽しませる娯楽の魔法の器という時代を滑り落ちて、大学の同好会の域に堕ちてきた。

河合隼雄 縦糸横糸


なかなか結論を出さない人。深く考えなければならない..
鋭いことを言う。

死刑存続論

 結論よりも
死刑する側ばかりで盛り上がらないで、死刑される側にもアンケートを採るべきではないか。心神喪失で重い罪で早期釈放されると、生半可な苦しみではない。死んでお詫びという、最後のお詫びの形を人間から取り上げて良いものだろうかと。

引きこもり


だれでもある という発想
人間は引きこもる場所を持っていないとバランスを崩す。
人間は引きこもる場所でエネルギーをためる。
おれも、舞台を終えてからホテルに引きこもって誰にも会いたくなくなる。
舞台やってると1日2600人。もう人疲れしている
長嶋さんも試合まで山ごもり
仏陀もイエスも引き籠もり時代があった。
人間がものすごく大きなエネルギーを発揮しようとするときには必ず籠もる。
日本の童話でもそういう話がある。
三年寝太郎。これは引き籠もり青年の話。

バイアグラと援助交際


共通項:春へのこだわり。
そんな春夏秋冬あるのに春だけ金だしていい目見ようというのは間違ってるぜ。
バイアグラ飲んだことあります。「痛い」裂けるほど。もう歩けません。

登校拒否の子がある日突然、学校へ行ってみようと言い出す。そしたら「だったら明日の朝ご飯はバナナやね。」禅問答。

食べ物の工業化。確実に無理

。北海道を回ってみて思うのは機械化農業。すごく寂しい。どこにも収穫の喜びがない。それに比べて段々畑の収穫のにぎやかさって何だ。
氏素性が分からない限り喰いたくないものは喰いたくない。
うまいものをちょこっと喰いたいという時代に入ってきた。

(2003/10/06~10 放送)

Source

cover 縦糸横糸 (文庫)
河合 隼雄

内容(「BOOK」データベースより)
酒鬼薔薇聖斗、和歌山カレー事件、オウム真理教、新潟少女監禁事件、自殺者の増加、引きこもり―日本人の生活は豊かに、快適になったが、“心”はその変化に対応できず、多くの問題が生じてしまった。効率を追い、結論のみを急ぐ現代社会は、育児や教育には不向きだ。欲望を満たしても幸せにはなれない。ではどうすればいいのか。“心”の専門家から、困難な時代を生きる私たちへの提言。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://saiquet.sakura.ne.jp/8869/mt-tkereb.cgi/308