2004年12月27日

オニババ化する女たち I

女の幸せは子宮にある。男子には性的無知を無理矢理性教育によって植え付けられている。 快感が浅いよね。 「戦後、性教育が間違った方に流れてないか。」現代の性教育は男子に対してはコンドーム教育。女性に対してはピル教育。現代の性教育は性の知識に関して教えるが、実技がない。 「教育って言うのは教えたことに関しては実技が伴う。」

どんな世代にも性教育が必要。10代の性教育が一生続くってのは間違ってるよ。性って、アダルトビデオのお兄さんお姉さんがやってるほど大げさなものじゃないですよ。

不妊治療30万人。純粋に医療的理由で来院してる人が少ない。卵子のベストの時期を逃している。

70代と80代のおばあちゃんたちにはラインがある。戦前戦後。70代のおばあちゃんたちは自分の母親を初めて否定した女性。そして、病院出産、核家族化、高度成長、生活近代化。子供の頃は薪で米を炊いていたころから、電気へと。 初めて女だけで生きていけると言うことに幸せを見つけ出した世代。粉ミルクの普及で母乳を与えられなかった男にトラウマを残し、異様な巨乳好きの男がでたのではないか。だって、大きなおっぱいの女性をゲットした男たちのすることって全員一緒でしょ。武田さん、ここでチュパチュパと音を立ててみせる。おもしろすぎる!

このときに母の像を否定するあまり、母からの女をしての知恵、女としての直感、子宮の力というものも切れてしまったのではないか。

80代、自分の体に耳を澄ます女性。80代の女性は生理用品を使ったことはない。ではどうしてたのか..コントロールしてた。ちゃんとトイレで。あそこを京言葉で「おひし」菱形って。桃の節句に菱形の餅を..お菱教育。美しい菱形を保つ努力:武道と同じだ。

女性は自分の体に耳を澄まし、排卵日を自分で判断できた。左右どちらの卵巣から排卵したか自覚できた。みさごさんは花柳界の女性からインタビューしてる。 出産した女性にアンケート。出産に臨死体験と同じような体験をしていないか。編成意識の調査。意識が一変し、人生が変わる女性。

2004-12-20~24放送

Source

cover オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す 光文社新書
三砂 ちづる (著)

Amazonのレビューより
私は男性ですが、とても納得できることが多かったです。多くの女性と女性を大事にしたい男性に薦めたい本です。他の方が書かれたレビューに低い評価が多いのを見て、やはり、著者が主張するように「女性が女性として生きること」「身体と向き合うこと」を大事なこと・当たり前のこととして受け止められない人が多いのだなあと、あらためて認識しました。

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