2005年07月11日
ゼロポイントフィールド その2
フィリッツ・アルバート・ポップと言う研究者が発ガン性物質を研究していた。そこで、ある大変な発見をするわけです。 以下、数日にわたる鉄矢さんの話を総合するが、本の引き写しにならないよう要約すると以下のようになる。書いている私もよくわからない(笑)
最初はドイツの科学者、フリッツ=アルバート・ポップの世界から。ポップは発ガン性のある多くの化学物質が380ナノメートルの波長をもつ紫外線を吸収し、その光の波長を変換していることを突き止めていた。
私たちの体の細胞やDNAは380ナノメートルの波長をもつ紫外線に直接あたると、かなりのダメージを受けてしまう。
しかし、そこに同じ波長のきわめて弱い紫外線を当ててやると、ダメージを受けた細胞やDNAは1日で修復される。これは生体の光修復といわれ、実験によって確かめられていた。
これらのことから、ポップはある大胆な仮説を思いつく。つまり、生体の光修復は、生体そのものが380ナノメートルの波長をもつ弱い光を出すことによってなされる。
発ガン物質がガンを発生させるのは、その光を吸収して他の波長に変えてしまうから生体の光修復システムが作動しなくなるためである、という仮説。
これはふつうのガン研究者たちの理解を超えた発想。とくに生体自身が光を出すなどということは、何かの冗談ではないかと思われたのだった。
しかし、彼がルースという学生と出会ったことによって、生体も光を発生していることがわかったという。ルースはエックス線検出器のような大きな特殊装置を作り、彼らはその装置に暗闇で育てたジャガイモの苗木を入れてみた。するとその苗木は、弱いけれどきれいな光を放出していたというのだ。
生物は自分の身体から光を発していたわけで、これはたいへんな発見。その後ポップは、その光のもっとも重要な保存場所がDNAであることを突き止めたという。
私たちはいろいろな食物を食べている。たとえばブロッコリーを食べたとすると、太陽から来てブロッコリーのDNAに蓄積された光(つまり電磁波)も食べていることになる。
ブロッコリーのなかには炭水化物などの栄養素は消化されて二酸化炭素と水になってしうが、光は電磁波なので体のなかに蓄積されると、ポップは考える。そしてその光のエネルギーは体のなかであらゆる周波数の電磁場に分配され、私たちの体のあらゆる分子を駆動させる力になるという。
私たちは光も食べていて、その光は私たちの栄養になっているというわけだ。最近、すべては波動であるという考え方がでてきており、その考えに従えば、私たちの体も一種の波動を発していることになる。
その波動は、体の各器官、各細胞にちりばめられているDNAに蓄積されている光(電磁波)エネルギーの様々な波動のオーケストラなのだという。DNAの光オーケストラは、個人個人違う周波数を奏でているということ。
リチャード・ドーキンスと言う人の説は「すべての生き物はDNAの乗り物」。でも、これでは一個の受精卵がなんで赤ちゃんになるのか? これが説明できていないし、この人の理論は「冷たい」。
お母さんのおなかの中で受精した卵細胞が分裂の最中、個々の細胞同士はどうやって連絡を取り合っているのか?もう期限は決まっているわけでしょ十月十日という期限が。そうすると、1秒間に10万回のやりとりが、細胞の間でなされなければ人間は仕上げられない。これをすべてDNAが仕切っているというのは信じられない。ホップさんの説は、これをやっているのは細胞の間での「光通信」ではないかというんですよ。
シェルドレイク理論へ。場や、形態共鳴説。つまり共鳴しあって同じものになる。音叉が一つ鳴ると、別の音叉も鳴り始めるでしょ。時空を超えて似たものどおしが共鳴しあってその形をとる。
そして
一匹のレッサーパンダが立ち上がると一斉に立ち上がるのはなぜか?
100匹の猿の仮説とは?
同じような発明品は同じ時期に同時に出てくるのはなぜなのか?
私たちは他者に影響を与えるためにこの次元に存在しているのです。
Source
フィールド 響き合う生命・意識・宇宙 (単行本)
リン マクタガート (著), Lynne McTaggart (原著), 野中 浩一 (翻訳)
Amazonの出版社/著者からの内容紹介より
医療のトップジャーナリストが、世界の最先端科学者たちを取材。生命―意識―宇宙をつなぐ新たなパラダイムを示す。
キーワードは、「ゼロ・ポイント・フィールドZPF」。宇宙の力の源となる量子エネルギー場(量子真空)だ。
このZPFを軸として、私たちの身体、脳、細胞、DNA、コミュニケーションにかかわる驚くべき最新科学の成果が明かされる。「3000年紀を予見する書」と称賛された、人類の未来への道標。
このエントリーのトラックバックURL:
http://saiquet.sakura.ne.jp/8869/mt-tkereb.cgi/423