波打つ踏面

波打つ踏面

品川-北品川間はきついS字カーブになっていて、東海道線をオーバークロスする橋梁、旧東海道と交わる踏切がある。このカーブ区間は25km/hの制限がかけられており、どの列車もゆっくり進む。

さて、問題はこの区間のレール面。よくご覧いただきたい。レール踏面が波を打っているのがおわかりだろうか。

どのようなメカニズムで、このようにレール踏面が波打つように削られるのかよくわからないが、低速で急カーブを走ることと関係しているのは間違いないだろう。同様の波打が、日ノ出町駅のレール踏面にもみられる。

ここを通る列車の、「きしみ音」はまた格別で^_^;私にはこれが「悠揚迫らぬ足取り」と映るのである。