2006年10月23日

二重螺旋プロジェクト

単純にぐるぐると登るだけの線を組むのはそれほど大変なことではない。プラレ博なんかでやってるエンドレスをいくつも重ねて高さを稼ぐだけのモノは、労力の割に完成時の喜びが少ないのでもうやらない。何か面白いぐるぐるの方法はないかと、いろいろやってみる。

平面的な二重螺旋

某巨大掲示板でサゼスチョンを受けて、プラレールを使って二重螺旋を試みる。
最初はメルクリウスが持っているカドケウスのようなものを想像していたのだ。いわゆるDNAの二重螺旋構造というとこういう形状を思い浮かべる。

まずは平面的なものから。これは単純に見た目を模したもの。

次は、各接点毎に綾を織ってみる。これが結構無理を強いられる。走行できる車両は先頭がとんがったものに限られる(>_<)

そこで、見た目的なおもしろさを追求して見るべく、これを立体的に持ち上げてみる。
見た目のおもしろさに比べると作り方は比較的楽だ。
それにしても 坂カーブレールは4種類あってしかるべきなのに2種類しか出ていないのは明らかに手抜き。
現在の、ブロック付きの形状よりも、裏表使えるタイプのレールだけの坂カーブレールが出てくれると使いやすいんだけど。

実際の螺旋を二重にしてみる

これはデパートの立体駐車場にある二重螺旋の入出路の例。入る車と出る車が上下別の通路を通っている。まずはこれを模してみる。

これがなんだかつまんない。確かに二重なんだけど。その上下をつなぐ線路がまた、情けない感じになってしまう。ぱっと見る感じでは、二重に見えない。

そこで、確かに二重なんですよってな訳で、SL何ぞを走らせてみるが..今市だ。日光だ。馬返だ。明智平だ...

栄螺堂に学ぶ

栄螺堂さざえどうは、福島県会津若松市にある、江戸時代後期の特異な建築様式の仏堂。お堂の中は二重螺旋構造の右回りに上る斜路と左回りに下りる斜路が別々にある。右回りと左回りのルートを最上階で結んでいるわけでこれは面白そうだ。

作成中。結局、上部から造り降ろしてゆくのがいい。重力コントロール能力を持っていれば、中空にレールを浮かせて作るんだけど、そうはいかないので一旦上から造り降ろすイメージを頭の中で作り上げて、それを組み上げていく。

できあがる。
地上とピークにS字カーブを置くことになるが、これがなんかしっくりこない。

やっぱ、SLを走らせてみるが...

複線バージョン二重螺旋

悶々としているところで、再び巨大掲示板の仲間からサゼスチョンをいただく。複線バージョン。そこで内側外側とでは反対の巻き方を組み合わせてみることにした。

できあがる。これは面白い。
でも複線橋脚が全然たりない..
倍近くの複線橋脚が必要なのか...orz

アップにしてみると、逆レールですれ違うあたりが面白い。

つぎに、先の単純系のルートそのものを複線で構成してみる。

こんなもんかな^^; 上空でのターンアウト処理が頭のひねりどころ。 最初は横に広げて逃げようとしたけど、上空へ逃げることにした。禁じ手だが、この手のフレキシブル橋脚が欲しいところ。


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