2007年02月21日

鉄輪(かんなわ)へ・湯乃徳稲荷へ参る

街を歩く前に氏神様に挨拶をする。

沸騰で自噴の現場も見たことだし、町歩きの前に稲荷社へお参りをする。

鉄輪(かんなわ)温泉街の魅力の一つが迷路のような街区だ。路地が入り組んでいるように見えるのは、狭い道に建物がびっしり建っているために醸し出されるイリュージョンではあるが、最近では老朽化した建物が取り壊されて、跡地が駐車場になることが多く、街中に中途半端な空き地があって興醒めになることも多い。
そんな町中に繰り出す前に、稲荷神社にお参りをしていく。参道右手には「地獄釜」がある。

「地獄釜」を覗いてみる。これは地下から噴出する上記を引き込んだ共同利用の釜。この噴気の上に蒸籠(せいろ)のような蒸し料理を入れた枠を積み上げて、山の幸海の幸を蒸し上げる。別府でもここでしか食べられない料理ができあがる。

湯乃徳稲荷へ続く参道へ向かう。

参道脇の側溝。幾筋もの引き湯管がとおっていて、排水も温泉。硫黄であたりが変色している。

湯乃徳稲荷の参道を登る。木々に囲まれて、急に雰囲気が変わる。温泉地というよりも山の中の雰囲気になる。

稲荷境内は木々に囲まれているが、その隙間から湯煙を上げる街が見える。

境内からは別府湾も見える。

ではいよいよ 石畳の鉄輪の町を歩く
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