2007年09月19日
BTOパソコンでリニューアル
ジャンクを組み合わせて何とか使い続けてきたパソコンも、起動ドライブからキリキリ妙な音がするようになっていたので、今回はクラッシュしてから周章てるよりも先に新PCを用意しようと言うことだ。
市販のパソコンは使いもしないヘタレなアプリや、地デジチューナーなんて使いもしないヘケメな機能を抱き合わせで買わされることになって割高だ。自分で構成を決めるならデルのようなオーダーPCもあるんだけど、どうもなー。マザボやその他の細かいスペックが明らかになっていないところを見ると、その辺は安くあげるために何かドコ馬な部品を使ってるんじゃないかと、市販パソコンと同じ疑惑を抱いてしまう。で、やっぱ構成は自分で考えるのがよいと結論した。
どんな構成にするかは以前からいろいろ考えてはいた。2002年に書いた「欲しいパソコン」のスペックを見ると、ペンティアム4 メモリ1G ディスク160Gなどなどわずか数年で、一回りも二回りも現実が先を行ってしまっている....ってなわけで、今回は田舎に引っ越してPCショップなんかにも通えないこともあり、通販BTOでパソコンを組んでみることにした。
筐体はmicro ATXでそれまでのATXよりも二回りも小さい。内部の風の通り具合もずいぶんよくなっている。
フロッピードライブは無し。以前なら考えられない構成だけどその代わりカードリーダーをつけた。このカードリーダーは内部USB接続。なるほどねー。
マザーボードはGIGABYTEのGA-945GCMX-S2 マンマのネーミングでインテル945を載せたマザーボード。実はモニタも不調で買い換えの予定なんだけど、22型WSXGA+(1680×1050)液晶へ対応しているかどうかを調べていて見つかったチップセット。もうマザーボード一枚で後何も追加カードを載せる必要のないモノが出てきてるんだなーと感心。ASUS信者だった私もここで改宗することにした。
CPUはCore2Duo E4400 上位のCPUが数多く出てきてくれたおかげで、かつては候補の対象にもならなかったCore2Duoが射程距離に入った。まあ価格と性能から言えば E4400あたりが今の時点ではお買い得だろう..と自分に言い聞かせる。しかしまあ、相変わらずでかいリテールパッケージだ。筐体をあけてみると、デカいのはもちろん扇風機でエアコンの室外機よろしく、細かいヒダヒダのヒートシンクの上にファンの羽が剥き出しだ。そしてケースの設計はこのファンに覆い被さるようにダクトが伸びていて、外気を直接取り入れてCPUに当てるようになっている。
ハードディスクもSATAになってて、そのケーブルも以前の短冊のようなケーブルと安定感に欠けるコネクタという構成に比べると遙かに安心感がある。いずれシリコンディスクのような駆動部分のない大容量記憶媒体に変えたいところだが、今のところはこのスペックで満足仕様...ネットワークディスクを導入して、そこへデータ系はすべて落とし込んでしまえば、コンソールPCは本当にOSとよく使うアプリだけ入っていればいいことになる。いつでも再インストール可能だし、できればWindowsとはおさらばしたい。そうなれば起動HDDはこんなに大容量である必要はないので、おそらく数年のうちには、ソリッドステートPCの夢も叶うのではないかと踏んでいる。
あってもなくてもいいやと思っていたけど、ついているから..というのでそのままつけておいたのがDVDドライブ。もはや何でも読めて何にでも焼けるようだ。文句なし。フロントローディングがトレイ式である点は、ほかのユーザーはどうなんだろうか?このPCには、以前使っていたパイオニア製のスロットローディング式のDVDドライブを持ってきて取り付けた。1層のみしか読み込めなくてそれほどスピードも速くないんだけど、通常焼いたDVDを読み出すだけなら手間がなくて重宝する。ただもう10年近く使っているので、ボタンを押してもディスクを吐き出さなくなったのでエクスプローラの取り出し命令で出すようにしている。うーんこの辺の駆動系がネックなんだろうか?私としてスロットローディング式のDVDドライブの新製品がでて欲しいんだけど..
外付け扱いという内蔵式のカードリーダー。いつの間にかメモリーカードを使うようになっていた。デジカメにコンパクトフラッシュ、携帯電話にSDカード。そうそう、この前買ったミニコンポもSDカードに音楽がためられる用になっている。オペラ全曲がこの小さなカード一枚に収まる..そんな未来を予測してたのがわずか10年前。現実になる日がこんなに早く来ようとはね...
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