2008年06月28日

赤川鉄橋で貨物列車を撮る

淡路の住宅街を淀川に向かって歩くと、大きな団地に出る。1階=半地下(?)がスーパーになっているマンションに出ると、大通りに向かって淀川沿いの土手へ向かう。土手には上に上る階段がついているので上がったとたんに景色が広がる。


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土手にあがるとすぐに赤川鉄橋が目に入る。全長610m..長い!。こちらが上流側。

振り返って下流側を眺めると、梅田地区に林立する結滞(けったい)な格好のビル群が目に入る。自然を目の前にするとビル群というのが如何に不自然な存在か解るような気がする。

土手の上の道を歩く。左側土手下には信号待ちの自動車が列を作っている。正面には鉄橋に隣接した踏切が見えてくる。

橋の袂に到着。長い!!これを渡るのか...ちょっと勇気がいりそう^^;;

事前に、WEBのレポートを読んで知ってはいたが、本当に木造の「仮橋」なんだーー。とやはり驚く。すぐ横に線路が走っている。

諸元表によれば、正式名称は「淀川橋梁」。「梁」の字が「りょう」と仮名書きになっているのは、この字が書かれた当時に当用漢字(常用漢字)に無かったためなのではないか。18の数字はこのワーレントラスが18連あることを示している。又、地元での呼び名の一つに「十八門鉄橋」(じゅうはちもんてっきょう)というのがある。
川面からは結構高い位置にあって、しかも、板の隙間からはしたが見えるぞ..

意を決して(笑)、渡り始める。当たり前だけど地元の人は平気で歩いたり自転車に乗ったりしている。普通のおっちゃん・おばちゃんが普通に歩いているのを見て勇気をもらい...orz...歩き始めたのだった。
ちょっとだけ渡って振り返って写真を撮る。歩道の上には夜真っ暗になるのに備えて、照明が取り付けられている。

望遠で取ってみると、ワーレントラスの鋼材の連なりがなんだかトンネルのような感じに見える。私は下を見ないように(笑)、ひたすら前を向いて歩く。どうしても歩道の真ん中を歩いてしまうが、すれ違うときには左右どちらかに寄ることになるが、ちょっと怖い.....orz
普通のおばちゃんに勇気づけられながら、鉄橋の番号のカウントダウンに牽かれながら、ひたすら前を向いて歩く。

ようやく渡りきる。10分弱と言うところか。土手の幅は確かに複線分あるが、右側の単線部分だけバラストを盛ってあるのがわかる。

渡りきった都島区側から鉄橋を振り返る。結構人の行き来がある。

で、列車がくるのを待つ..がこない。目当ての貨物列車は運休らしい。でも、いろんなサイトの情報によると数十分の遅れなど当たり前の様子だから、そのまま待つことにする。すると、わらわらと人が鉄橋に集まってきた。機関車が接近していた。DE10の単機回送だ。長い列車を撮りたかったが、これはこれで赤川鉄橋の様子を写し取れて良い感じかも。

通過した機関車。

都島区側から、人道橋の方を見る。

人道橋に掲示されている標識板。

再び渡って東淀川区へもどる。次の貨物列車通過予定時刻までまだ1時間ある。しょうがないから、土手に座って本を読んで時間を潰す。そのうち大粒の雨がぽつぽつと降ってきた。

そうこうしているうちに、踏切がなり出す。あわてて鉄橋上を走ってカメラを構える。 かなりなスピードで真横を走り抜ける貨物列車。時速40キロくらいか。DD51牽引のコンテナ列車は、長さが結構あって今度はかなりの迫力だ。

機関車が通り過ぎてすぐに、向き直って一枚。
さらに、動画撮影に切り替えて、↓の動画。...へとへとに疲れました。

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