2008年06月28日

淡路のEH10

目的地は赤川鉄橋(笑)。地下鉄堺筋線に乗って淡路駅でおりる。淡路駅東口はアーケード街(東淡路商店街 )に直結している。昔ながらの賑わいで昭和の香りがする。駅を出て商店街に入り、右へ折れる。商店街を抜けて、住宅街にはいると、住宅を立ち退かせて新しい道を造る工事をしている。無惨な感じがする。ガソリン高騰は止みそうになく、もう自動車のための道はいらないと思うが、その工事部分を通り抜けると、EH10形電気機関車が保存されている公園にたどり着く。

んーーー。なんだか無惨だ。国内唯一のEH10の現物が保存されているのに。かつては野ざらしだったんだろうか..中に入って悪さをする連中がいたんだろうか。目の細かい網に囲まれて頓挫している。その上、機関車の全面には、私みたいに全国各地からこの機関車詣でに訪れるファンに向かっては、この地域の恥をさらすような内容が書かれた看板が並んでいる。私以外にもお仲間らしい二人ずれが機関車の前で、嘆きの壁よろしく機関車蘊蓄のお題目を唱えていた。


大きな地図で見る 場所は「東淡路南公園」地図にもこの機関車保存の建物が載っている。

すぐ近くを城東貨物線が走ってるので、ここへ保存されているのだろうか。これほどの名機なんだから、「こんな場所」に「放置」するのではなく、鉄道博物館に収めてちゃんと整備しなければいずれ朽ちてしまうぞ。黒い車体は意外に汚れが目立つ。

網の隙間にカメラのレンズをつっこんで、撮影を試みる。連結器。

車体側面

車輪..そうそう、この機関車からボギー台車化されて、先行台車無しの貨物用機関車になったのだった。

反対側。

このあと、赤川鉄橋へ行く。
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