2008年06月28日
淡路=平面交差の魅力
目的地は赤川鉄橋。大阪市営地下鉄独特のチャイムに迎えられ、堺筋線に乗って淡路駅へ向かう。
淡路駅に着くと、特急が停まっていた。なんといつから、淡路なんかに特急が停まるようになったんだろう。しらべてみたら、京阪神間の私鉄はかつてのように「ノンストップ特急」をやめ、かつての急行のような途中駅に頻繁に停まる特急へと変わっていた。JRの新快速のスピードアップに対抗できなくなって、途中駅に停まるようになったんだろう。
淡路の魅力は平面交差。天神橋筋六丁目=天六へ向かう「千里線」は、かつて新京阪電鉄が大阪の都心アクセスを求めた名残だ。淡路駅の前後で本線同士の平面交差があって、ダイヤ上のネックとなっているのは容易に想像がつく。天六からやってきた電車は、淡路駅から梅田へ向かう電車をやり過ごすために、駅直前で停車しすることがよくある。
なんといっても、そのダイヤ捌きの魅力がこの平面交差をわたる電車の響きに現れている。路面電車と同じようなことを、普通鉄道でやっているそのダイナミズムがマニアの琴線に触れるのだ。駅南側の踏切には暫くいて行き交う電車を眺めていて飽きない。
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