2010年01月18日
やりかけの総括-中途半端だからいろいろできる
中途半端やからいろいろできるんやんかとあるお笑い芸人が言ってた。そうだそうだ。私はその道のプロフェッショナルを目指しているわけではない。ならば、いろいろ手がけたいときに手がけておいて、思いついたときに続けりゃいいじゃんか。
というわけで、今までいろいろ手がけて中途半端になっている事ども、書こうと思っていつつ放置してきた事どもをここに投げてみよう。
勝間和代女史のススメにしたがってキーボードを物色したら東プレになった件
和代さんはいくつかの著書で親指シフトを入力デバイスとして推奨している。これに共感していろいろやって、気がついたら東プレのキーボード(それも英語配列のフツーのやつ)をポッチとしてたって話。これはかなり、自己啓発系の深層をついた記事になるはずなんだけど。
父の前立腺ガンを目の当たりにして医療の地域格差と情報格差がリンクしていることを痛感した件
父が前立腺がんの宣告を受けたのは2008年の夏。気がついたらもう2010年になってた。その間、必死になって調べまくったが、ひとつは情報格差。ネットの検索で最初に出てくる情報は使いものにならないということ。どれもこれも物売りページばかりだ。表示されたページのリンクをたどっていくと検索結果には登ってこないようなページに行き着くが、そこにこそ、大切な情報があったりする。医療の地域格差もしかり。これは医師のネットワークと関連している。医師同士しのネットワークなんて決して、表には上がってこない。ましてや、インターネットの誰かの記事に上がっていることはほとんど皆無だ。では、あなたが、がん宣告を受けちゃったらどうすりゃいいのか..って話。
バッハのチェンバロ協奏曲は「協奏曲」なのか?
これは、古楽系掲示板"Le Concert de la Loge Olympique"でのサゼスチョンによるもの。だいたいクラシック界にはバッハを「神」扱いする風潮が未だにはびこっている。古楽がこれほど定着と言って良いほど広まったにも関わらず、19世紀20世紀の観点からバッハの音楽を「遡って」考えてしまうくせがついているようだ。その点をバッハの書き残した楽譜と演奏習慣から考え直してみよって話。ことにチェンバロ協奏曲は音響的にも、バランスが悪いって話だけど、本当にそうなのか。そもそも楽器間のバランスの良さってのは「どういうこと」なのか。
鉄道本は鉄道マニア上がりじゃない人物の著作の方が数十倍面白い
鉄道マニアは趣味が高じると蘊蓄を並べた本を書きたがる傾向がある。私も幼かった頃はこういう本が面白いと感じていたが、今読み返してみるとなんということはない、一次資料を除いては誰かの書いたモノの孫引を並べ直したような内容の本ばかりだ。視野が狭いんだよな。そもそも鉄道は輸送手段であることを忘れてしまったような著作のなんと多いことか。その点、定刻発車は秀逸な鉄道本だった。同様に、「新幹線をつくった男・島秀雄物語」は何度読み返しても、そこいらのベストセラーなだけの三文小説よりもずっと面白い。この手の、鉄道好きに贈る「非鉄」人著作の紹介ページ。
北九州の複々線を繙く
特急ソニックで、いわゆる「青いソニック」のグリーン席には実は「展望室」がついている。意外と知られていない事実じゃなかろうか。小倉駅基準で見ると、下り方向に向いているので、小倉→大分、小倉→博多へ走る列車の場合飛び込んでくる前面展望を堪能できる。で、最も面白いのが小倉→折尾間の複々線区間だ。貨客分離を狙って昭和40年代につくられており、沿線には今もなお貨物輸送全盛期の香りが漂っている。その区間を、実は石炭輸送に絡んでの計画がもとにあったのではないかという仮説をなんとか乗っけようと始めたのがこのシリーズ。もう2年以上も放置か...ネタは揃っているのでそろそろ再開します。
武田鉄矢・今朝の三枚おろし
文化放送で平日の朝やってる番組。本当に、ラジオ番組らしいラジオ番組で、毎週テーマを設けて武田さんが熱く語る。このラジオ番組で武田鉄矢という人物の面白さというか魅力を知ったわけで、なんとかそれを紹介出来ないかと始めた。当初は、別立てのページだったのだが、ブロクの仕組みを取り入れる際に統合した。最初は、話の面白いところを軽くピックアップして記事を書くつもりだったのだけど、回を重ねるに連れて、話している内容すべてを書こうとしていることに気づいて、一時中断。つい話しに引き込まれて、全部を書きとってしまうのよ。それじゃいかん。やりたい事は、これを「紹介」することであって、引き写すことじゃないのだ。ってなわけで、冷めた感じに自分を取り戻して再開したい。
亰濱急行湘南電氣鐵道館
そもそも、私が「ホームページ」を作り始めきっかけがこれ。しかし、横浜から別府に引っ越してからは疎遠になったこともあって、中断状態。ネタはいろいろあって、少しずつ書き足したりはしているんだけど。トラックバックURL
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